令和7年1月10日、岩手県森林・林業会議が主催する講演会が盛岡市内で開催され、「広葉樹の森をドローンで可視化する 〜画像解析による樹種判別の試みを中心に〜」というタイトルで、当社スタッフ中村叔子が講演をさせていただく機会がございました。
岩手県森林・林業会議とは、東北の国有林を管理する森林管理署や県の森林組合連合会をはじめ、木材を生産する側(山林所有者・林業従事者)から木材を利用する側(建築・設計)まで、関係者が一同に会する岩手県独自の取組です。
[ 岩手県森林・林業会議 ] 参照:http://www.iwatenoki.jp/kaigi/

毎年、新春に講演会を開催されるということでしたが、参加者は例年より多い58名と、高い関心を持っていただいたとのことでした。
講演の中では、当社が2024年度の(一社)農林水産業みらい基金に採択されての取り組みということで、実施計画概要をご紹介しました。AI(機械学習)を用いた樹種判別や、広域の空撮が可能なVTOL機の導入といった特色に関心が集まり、講演後には県職員の方を中心に多くの質問が寄せられました。
木材流通の川上から川下までの連携に重要な役割を果たしてきた岩手県森林・林業会議での講演は、弊社のドローン・森林調査の取組に広範なご理解をいただく、またとない機会となりました。大変貴重な機会を賜り、誠にありがとうございました。
出典:有限会社 岩手林業新報社